大学名は本当に変わる!?京都造形芸術大学
昨日と今日は、京都造形芸術大学(京都の左京区、白川通りに面しています。最寄り駅は叡山電鉄の茶山駅)の学祭、大瓜生山祭です。
瓜生山は、うりゅうやまと読みます。
大学のある山の名前。
そういう地形なので、大学内は坂が多く、エレベーターはそれほど無いので、例えばケガをして松葉杖だったりすると、学校行けない…と、京造生が以前話してました。
私は大学の近くのカフェで働いているので、学祭の日は大忙し。
お客様が途切れません。ありがたいことです。
京都造形芸術大学と言えば、大学名を変えるかどうかで話題になっていますね。
“京都芸術大学”にする、と。
実はすでに京都には“京都芸術大学”はあるんです。
京都市立芸術大学という、日本最古の芸大が。
ややこしいことになるのは目に見えていますよね。
本家の京都芸大は大阪地裁に訴訟を起こしました。
京造の言い分は、学校が始まった当初は造形学科(絵画や彫刻)だけだったが、今は芸術大学と言えるだけの多くの学科がある、と。
あと、公立と私立で同じ名前の大学は日本中にある、とも。
私はこの騒動を知ったとき、受験生が大変そうと思った(違う方の大学に間違って受験しに行くとか)のと、京都地下鉄東西線を思い出しました。
何故京都地下鉄東西線か?
京都の地下鉄東西線には二条駅、二条城前駅があって、東西線が出来てしばらく、私はあまり慣れなくて、タクシーのドライバーに二つの駅の違いを認識せずに「二条駅に行ってください」とか行って、二条駅ですか、二条城前駅ですかってやり取りになって「は?」って顔して微妙な雰囲気になったり(笑)
京造が名前を変えたがっている理由は、受験生の減少とも世間では言われているみたい。
AO入試など入れれば減っていないそうなんですが、本試験での受験者数が一般的に人気のバロメーターになるので。
学生確保は死活問題とは思いますが、私の知り合いの京造生は何も気にしていませんでした。
学生内の温度差は激しいでしょうね。
気にしない学生ももちろんいる一方、反対の署名運動も活発に行われているみたいですし。
私はそのままの名前が耳に馴染んでるので、現状維持を密かに願っています。